Windows上で動作するアプリを作成する場合、画面(ユーザインターフェース:UI)をソースコードでゴリゴリ書くのは非効率です。Microsoftから提供されている統合開発環境(IDE)Visual Studio(以下VS)を使えば色々なツールやUIデザイナーが付いてきて便利です。

.Net Framework上で動作するアプリケーションであれば、無償(無料)で開発することができます。学習用途で使用するなら、VSのCommunityエディションで十分です。今回はインストール方法を説明します。

また、VSのエディションについて下記にまとめてます。


Visual Studioエディション
エディション名  説 明
Community 学生、個人、中小企業、非営利団体向け。Professionalと同等の機能が使えるので、Windowsプログラミング入門するなら最適です。
個人で利用するならこれがオススメです(商用利用は制限あり)。
Express 誰でも利用可能。商用利用も可能。
VSについている機能・ツールやテンプレートは少ないですが、普通にソースコードを実行ファイル・ライブラリにコンパイルできます。2015シリーズは、デスクトップ・Win10アプリとWEBアプリの開発できるが、2017シリーズはデスクトップのみで、Expressは2017シリーズで最後になる模様。
Professional ほぼ開発する上で困ることのない基本エディション。
Team Fundation Serverの連携ができる。サードパーティ製品利用する場合もこのエディションからが多い。
Enterprise テスト・分析やXamarin拡張機能など豊富な拡張機能が使える。値段が高いのでほしい機能があるか要確認。


Visual Stadio Community 2017のインストール方法

(1)Visual Studio Community 2017 ダウンロードページでインストーラをダウンロード。
「VS Community 2017ダウンロード」リンクをクリックする。
https://www.visualstudio.com/ja/vs/community/


(2)「vs_community_*」インストーラを開く
20171123_1_vsc_download
「続行」をクリック。

(3)開発作業テンプレートの選択(ワークロード)
20171123_2_inst_select
開発したいアプリケーションの種類を選択します。開発用テンプレートがインストールされます。
私は、ユニバーサルアプリ(Win10アプリみたいなやつ)と.NetデスクトップとWEBアプリを選択しました。他に必要があればどうぞ!(後からインストーラで他の環境もインストールもできます)

「インストール」ボタンを押します。

(4)インストール画面
20171123_3_inst
しばらく待たされます。

20171123_4_restart
再起動。Windowsの構成が行われるので少し長いです・・

(5)プログラム一覧から「Visual Studio 2017」を起動。
20171123_5_signin
「サインイン」を聞いてきます。Microsoftアカウントが用意できていなければ、「後で行う」で進みます。

20171123_6_kankyo
「開発環境」と「色」を決めて「Visual Studioの開始」を押します。(後でも変更可能)Visual Basic.netも開発出来ます。
初回起動は時間がかかります。

プロジェクトの作成


プロジェクトとは、作ろうとしてしている製品のことや企画です。 ソリューションとは、「解決に導くためのもの」とか意味がありますが、このソリューションは、複数のシステムプロジェクトをまとめたり出来ます。

(1)プロジェクトの作成 上メニューの[ファイル]-[新規作成]-[プロジェクト]を選択。 (スタートページが開いていたら、「開く」の「プロジェクトソリューションを開く」でもよい)
20171123_7_new_project
今回は、画面をつくる例とするので「Windows フォームアプリケーション(.Net Framework)」を選択します。また、プロジェクト名とソリューション名はそのままにしています。「ソリューションのディレクトリを作成」にチェックを入れておくと任意のフォルダに作成されます。

(2)プログラムの実行
20171123_8_ui
こんな感じの開発画面がでればOKです。
ソリューションエクスプローラ(この画像では右)から、ファイルを右クリックして「コードを開く」を選択すれば、ソースコードを開くことも出来ます。

何も変更せずに、上のツールバーの「開始」を押してみましょう。
20171123_9_kaishi

すると、ビルド(プログラムの作成)が行われ、何もない画面が表示されたと思います。

20171123_10_Form

これで、Windowsプログラミングを開始できる準備が整いました。

(3)実行ファイル

20171123_11_exe
選択したソリューションフォルダ内の"プロジェクト名\bin\Debug"または"Release"フォルダに実行ファイル(.exe)が出来上がっていると思います。
実行ファイルの出力方法は、DebugReleasの2種類があります。最初のうちは、Debugはテスト段階の実行ファイル、Releaseは最適化された実行フォイルと覚えればいいでしょう。

今回は、フォーム画面を持つGUI(グラフィックユーザーインタフェース)のプロジェクトを作成しましたが、文字ベースのコマンドプロントのようなプログラムを作りたければ、コンソールアプリケーションプロジェクトを選択してください。プログラミング入門サイトなどは、コンソールベースのサンプルソースを公開されているものも多いです。

では、楽しい開発ライフをv( ̄∇ ̄)v